研究者らは、問題は世界全体で毎年深刻化しており、特に米国の北東部で顕著にみられると警告している。同地域では通常、9月末には葉の色は変化していたが、今年は緑色のままで変わっていない。このほかに夏に干ばつが進むと葉は色を変えることができず、緑色のままの状態で散ってしまう。この夏、太平洋の北西沿岸部を襲った猛暑でオレゴン州では43度以上にまで気温が上昇。この影響で葉は「太陽光線による火傷」を被り、クロロフィルは急速に破壊されたため、葉は茶色に変わり、瞬く間に落葉した。関連ニュース