葉が黄色く紅葉せず、例年より早く枯れる 新たな気候問題の地球温暖化がその原因

専門家らは、樹木の葉が、地球規模の気候変動の影響から起きた干ばつで例年よりも早い時期に枯れ始め、逆に黄色く紅葉する時期は遅くなるか、それとも全く紅葉しなくなっているという結論に達した。AP通信が報じた。
この記事をSputnikで読む
気候変動に関する「パリ協定」への思いがけない脅威
研究者らは、問題は世界全体で毎年深刻化しており、特に米国の北東部で顕著にみられると警告している。同地域では通常、9月末には葉の色は変化していたが、今年は緑色のままで変わっていない。
このほかに夏に干ばつが進むと葉は色を変えることができず、緑色のままの状態で散ってしまう。
この夏、太平洋の北西沿岸部を襲った猛暑でオレゴン州では43度以上にまで気温が上昇。この影響で葉は「太陽光線による火傷」を被り、クロロフィルは急速に破壊されたため、葉は茶色に変わり、瞬く間に落葉した。
関連ニュース
コメント