新型コロナウイルス

米カリフォルニア州、児童への新型コロナワクチン接種義務化を発表

米カリフォルニア州政府は、米食品医薬品局(FDA)による承認後、児童に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける方針を発表した。同州のギャビン・ニューサム知事が明らかにした。
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カリフォルニア州知事局は、ツイッターで「カリフォルニア州では、学校に通う児童に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を必須とする。はしかやおたふく風邪の予防接種に関する現在の措置と同様に、生徒と教師の安全と健康を確保するために必要となる」と発表した。
California will require our students to get vaccinated against COVID-19 to come to school. Just like existing vaccine requirements for the measles or mumps, this is about keeping our students and teachers safe and healthy. pic.twitter.com/C5urMs1E1n
​FDAが児童向けワクチンを正式承認し、実施が決まれば、カリフォルニアは児童に向けてワクチン接種の義務化を発表した初の州となる。
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FDAは現在、ファイザー社のワクチンについて16歳以上にのみ接種を正式に承認しており、12歳から15歳については緊急使用を承認している。同社はすでに5〜12歳を対象としたワクチンの臨床試験について結果を公開しているが、許可を申請していない。
カリフォルニア州は、8月2日から総勢およそ24万6000人のすべての公務員に対しワクチン接種を義務化すると発表した。ワクチンの未接種者は解雇の危機に晒されており、接種反対派は裁判所を通じて問題の解決を試みている。
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