産経新聞によると、ロシアが9月末、クナシル島(日本での表記は国後島)周辺での軍事演習を通告したことが判明した。10月中のほぼ連日、射撃訓練を行うとしており、日本政府は外交ルートで抗議したという。
また、同紙によると、ロシア政府が今月3~9日、日本の排他的経済水域(EEZ)を含む日本海海域でミサイル演習を行うと通告したことが、日本政府関係者への取材で分かった。
日本政府は外交ルートを通じ、演習海域に日本のEEZが含まれていることをロシア側に指摘し「わが国周辺のロシア軍の活動を関心を持って注視する」と伝えたという。
産経新聞は、日本周辺での軍事活動を常態化する恐れがあり、日本政府は警戒を強めていると指摘している。
関連ニュース