NHKによれば、岸田首相は10月21日に衆議院議員の任期は満了することから、「可及的速やかに総選挙を行い、国民から信任をいただいて国政を担っていく必要がある」として10月14日に衆議院を解散し、衆議院選挙を19日公示、31日投開票の日程で行う方針を表明した。
自民党の岸田総裁は、衆議院の本会議で行われた首相指名選挙で第100代首相に指名された。
先に岸田氏は、4日の組閣を前に、閣僚人事を固めた。閣僚20人のうち13人が初入閣となる。最年長77歳で初めての入閣は2人おり、最年少は44歳。
当初、自民党総裁後継者は、日本の憲政史上最長の連続在任日数を 記録した安倍晋三首相の後任となる予定だったが、安倍首相は20 20年9月、健康上の理由で辞任した。
その後、 安倍政権で内閣官房長官を務めた菅義偉氏が首相に就任した。 しかし、今年9月初旬、 菅首相は自民党総裁選に出馬しない意向を表明した。 日本のマスコミは、その背景には、 菅政権の新型コロナウイルス対応への批判があると報じた。
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