同紙によると、汎用型コロナウイルス・ワクチンの開発に取り組んでいる研究グループは世界でにおよそ20存在する。
モジャラッド部長は、過去18年間に3つの新種のコロナウイルスが出現し、流行を引き起こしたこと、多くの動物がコロナウイルスをヒトに感染させる恐れがあることを指摘し、科学者たちの見解では新しいウイルスが出現する可能性は否定できないとして、万能ワクチンを開発し、次のタイプの病原体が世界中に広がるのを防ぐ重要性を訴えた。
科学者たちは、コロナウイルスはインフルエンザと違って変異の頻度が低いものの、ワクチンを作るには何年もの開発期間が必要だと考えている。
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