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カリフォルニア沖の原油流出 黒く染まる水と砂

米カリフォルニア州沖で2日、石油パイプラインの故障が発生し、約57万リットルの原油が海へ流出した。原油は同州オレンジ郡のハンティントンビーチからニューポートビーチの海岸に漂着したほか、湿原全域に流入し、生態系に壊滅的な被害を及ぼした。
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流出事故は州南部オレンジ郡沖で、アンプリファイ・エナジー社の石油パイプラインで発生した。これまでに少なくとも約57万リットルの原油が太平洋に流出。海岸線は黒く染まり、油膜が形成された。
事故原因は明らかになっていない。
現在、米沿岸警備隊は湿原や川へのさらなる原油流出を防ぐためオイルフェンスを張って対策をとっているが、この事故によりハンティントンビーチ海岸が閉鎖されたほか、タルバート湿原に生息にも多くの被害が出た。
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ニューポートビーチの海岸で、パイプラインから到達した原油を封じ込めるオイルフェンス
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カリフォルニア沖に流出する原油
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ハンティントンビーチの海岸に打ち上げられた原油
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原油が到達し閉鎖されたハンティントンビーチの海岸
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原油で汚染されたタルバート湿原
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タルバート湿原への原油流出を阻止するオイルフェンス
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カリフォルニア州最大の川、サンタアナ川への原油流出を阻止するオイルフェンス
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ニューポートビーチの海岸で、パイプラインから到達した原油を封じ込めるオイルフェンス
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