今月3日、和歌山市の「紀の川」にかかる送水用橋梁(水管橋)の一部が崩落。同市北部では市内の4割近くに当たる約6万戸で今も断水が続いている。工事は24時間態勢で行われ、順調に進めば8日深夜から順次、断水している住宅などへの送水を再開する。9日早朝には全域で断水が解消する見通し。一方、崩落した水管橋そのものの復旧にはかなりの時間がかかる見込みで、その間、県道橋の通行止めが続くため、住民生活への影響は長期化すると見られている。