英国 ガス価高騰で「今年の冬は厳しい」

ガス価格が記録的に高騰し、2021年から2022年にかけての冬は英国民や供給者にとって辛いものとなるという。英国エネルギー需給者協会「Energy UK」が見通しを発表した。
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Energy UKは発表の中で「需給者双方にとって厳しい冬となるだろう。そのため現在の優先事項は次の数カ月を乗り切ることだ。これは、今後の国内の低炭素資源の拡大と輸入ガス依存度の低減について、その必要性をあらためて強調するものだ」と述べている。
この冬 世界は深刻な危機に直面 ブルームバーグ
Energy UKによると、2021年1月から国内ではガス価高騰によって、 150万人分の供給を賄ってきた電力会社12社がすでに倒産している。
今月5日、ガス先物価格は1000立方メートル=1500ドル(約16万7600円)に達した。フランス、スペイン、チェコ、ルーマニア、ギリシャなどが加盟するEUでは、欧州の記録的なガス価高騰の理由を調査するよう提案の声が挙がっている。
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