ビル・ゲイツの元妻 初の米国女性長者番付入り

マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏の元夫人、メリンダ・フレンチ・ゲイツ氏は初めて米国人の長者番付に入った。米国人の長者番付には56人の女性が入り、女性だけの総資産は5640億ドルになった。
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米国人の長者番付は男性が圧倒的な優位を占めているものの、フォーブス誌が発表した米国人長者番付400人では女性の占める割合は徐々に拡大している。2021年の長者番付では女性の数は昨年と同様の56人だったが、女性たちの総資産は5640億ドルと昨年を1000億ドル上回った。
今回初めて長者番付入りを果たした富裕女性のひとりがメリンダ・フレンチ・ゲイツ氏。同氏の資産額は、ビル・ゲイツ氏の離婚後にマイクロソフト社の保有株の大幅分割、譲渡を受けたおかげで63億ドル以上と見積もられている。離婚によってメリンダ氏が手にした財産額は18億ドル。ビル・ゲイツ氏とメリンダ氏は2021年5月3日に離婚を発表している。
7年連続で米国の富裕女性の最高峰に立つのはスーパーマーケットチェーンの「ウォルマート」の財産を相続したエリス・ウォールトン氏の679億ドル。エリス・ウォールトン氏の財産は2020年、ウォルマートの株価が13%も上昇したおかげで56億ドル増えている。
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