新型コロナウイルス

シンガポールの研究者 次のSARS-CoV-3ウイルス出現の恐れを指摘 今度はヒトからコウモリへの逆感染

次にはSARS-CoV-3ウイルスが出現し、人類のさらなる問題を突き付ける恐れがある。シンガポール国立大学の新興感染症プログラムを率いるワン・リンフ教授はこうした見解を表した。ワン教授は、SARS-CoV-3ウイルスが世界を席巻してるSARS-CoV-2がヒトからコウモリへ感染することよって生成される可能性を指摘している。
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ワン教授は、現在の流行しているSARS-CoV-2ウイルスについてほとんどの科学者らは、アジア原産のコウモリから検出され、その後、鱗甲目やハクビシンなどの動物Xに伝わり、さらに人間に大規模に感染したと確信していると指摘している。
ただしワン教授は、このウイルスは人間から動物に簡単に逆感染する可能性があると指摘している。「私たちが最も恐れているのは、ウイルスが人間からコウモリ、特にアメリカ大陸のコウモリに感染することだ。なぜならコウモリは通常、ウイルスが生息する環境ではないからだ」
ワン教授は、コウモリには独自の免疫システムがあり、これがウイルスを発病させずにさらに変異させ、それを他の動物に感染させてSARS-CoV-3のような新しい形のウイルスが発生して人間に感染させる恐れがあると指摘している。
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