ワン教授は、現在の流行しているSARS-CoV-2ウイルスについてほとんどの科学者らは、アジア原産のコウモリから検出され、その後、鱗甲目やハクビシンなどの動物Xに伝わり、さらに人間に大規模に感染したと確信していると指摘している。
ただしワン教授は、このウイルスは人間から動物に簡単に逆感染する可能性があると指摘している。「私たちが最も恐れているのは、ウイルスが人間からコウモリ、特にアメリカ大陸のコウモリに感染することだ。なぜならコウモリは通常、ウイルスが生息する環境ではないからだ」
ワン教授は、コウモリには独自の免疫システムがあり、これがウイルスを発病させずにさらに変異させ、それを他の動物に感染させてSARS-CoV-3のような新しい形のウイルスが発生して人間に感染させる恐れがあると指摘している。
関連ニュース