これを受けて中国外交部報道局の趙 立堅副局長は翌8日、「中国はこの事件に深刻な憂慮の念を抱いている」とする声明を表した。趙報道官は米国に対し、事件発生の具体的地点をはじめとする状況の詳細や、いかなる衝突が発生したのか、放射能漏れや水域の環境への被害の有無を明らかにするよう呼びかけた。趙報道官は、米国は長年にわたり、自由な航行の旗印のもとに南シナ海の状況を加熱させてきたと指摘し、このことが「地域の平和と安定に深刻な脅威と大きなリスクとなっている」との見解を表した。関連ニュース