国連が警告 2050年までに人類を水危機が襲う

国連の世界気象機関(WMO)は、地球温暖化と非効率な水資源管理、非常事態の警告システムの不足が相まって、洪水や干ばつが人類に与える危険性が高まるという予測を表した。
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調査では2050年までに世界では50億人を超える人たちが飲用水不足に直面することが明らかにされた
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WMOは、世界が近未来に被る害は干ばつにとどまらず、数か所の地域では集中豪雨が増え続けると指摘している。2020年はアジア地域で起きた豪雨で日本、中国、インドネシア、ネパール、パキスタン、インドで大洪水が発生し、数百人の人命が失われた。
WMOの報告によれば、現在、世界では107か国が水の安全保障問題に直面しており、これを2030年までに解決することができない。これらの国では国の気象観測機関や水文管理省庁の60%近くが気象による危機を克服するために必要なポテンシャルを有していないことがその原因となっている。
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