米国の団体Bioscience Resource Project のジョナサン・レイサム氏によると、ウイルスは1人の人間の体内に長期間とどまると「進化の飛躍」を遂げ、複数回の変異を起こす可能性がある。
テレグラフによると、2012年、中国・雲南省の鉱山でコウモリの糞の残骸をかき集めていた6人の鉱山労働者が「肺炎のような」病気にかかった。そのうち3人は死亡し、他の3人は最長6カ月入院した。
死亡から1年後、武漢市の学者たちは、その場所で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こすウイルスの遺伝子配列と96%一致するコウモリのコロナウイルスRaTG13を発見した。
鉱山労働者たちが感染したウイルスのサンプルは、新型コロナウイルスの感染拡大が最初に確認された武漢市の研究者らに送られたという。
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