イタリア保健省によると、成人人口の80.01%にあたる4320万人以上の市民がワクチン接種を完了した。いずれも12歳以上の市民が対象となっている。
これにより、イタリア政府は多少の遅れがあったものの、9月末までに人口8割のワクチン接種を完了するという年明けに設定していた課題を実現した形となる。
イタリアで分配されたワクチンの数は8600万回分を超え、29万2000人以上がすでに3度目のブースター接種を完了している。
全体として国内の感染拡大状況は安定しており、 直近の数日間で確認された新規感染者数は2000人台から3000人台で安定しており、死者数は30人から50人の間で推移している。
この関連で政府はパンデミックにより導入していた規制措置を緩和する決定を下した。
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