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トゥクタミシェワ、かつてない自信を手に=専門家

2021年世界選手権で銀メダリストのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手はかつてないほどの自信を手にした。2015年世界選手権で銅メダリストのエレーナ・ラジオノワ氏がリアノーボスチ通信の取材に応じた中でコメントした。
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トゥクタミシェワ選手はフィンランディア杯のショートプログラムを首位で終えた。ラジオノワ氏は取材の中で次のようにコメントした。
リーザ(トゥクタミシェワ選手)がとても良かったです。思うに、彼女はかつてないほど自分に自信を持っています。彼女は実に繊細で安定した演技を見せました。私は実際のところ、彼女が今日かつてないほど輝いていたことを確信しています。リーザにはこの自信を主要な大会まで、オリンピックまで貫き通すことを期待したいです。
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また81.53ポイントという高得点については妥当な評価との見方を示した。トゥクタミシェワ選手は80点の壁を越えたことがなかった。ウルトラCのジャンプ抜きにこの壁を越えることは非現実的なほど困難だという。
トゥクタミシェワの演技について語った中では、「いま本当に女性としての成熟期にある」とコメントした。
これが年齢とともに獲得されることは自然なことですが、技術的内容に自信が生まれたことで、彼女は振り付けにより集中しており、ここに成長が見えます。ただジャンプだけを追い求めれば、振り付けの要素を疎かにし、演技構成点で多くのものを失いがちです。しかし、ジャンプへの自信があればスピンやコンビネーション、ステップシークエンスに集中できることから、然るべき感情と共にプログラムに集中出来るのです。
このようにラジオノワ氏はトゥクタミシェワ選手の演技を評価した。
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