対戦は11ラウンドまで長引き、フューリー選手がKO勝ちした。
フューリー選手は対戦後のインタビューで「彼に『素晴らしかった』と伝えた。あちらの反応は『きちんとしたいとも思わないし、尊敬を表すつもりもない』だった。そこでこちらは『ノープロブレムだ』と返した。これにはびっくりした。すねた敗者だ、愚かな」と語った。
さらに「今夜、彼(=ワイルダー)は金を稼ぐチャンスを与えてくれた。いつも言っていたが、私が世界№1で、彼は私の次だ」と語った。
#WBC ヘビー級王者 #タイソン・フューリー は、元世界王者のワイルダーを破りタイトル防衛に成功。自身を現代最強のヘビー級ボクサーだと名乗りました。「間違いない。自分はナンバーワンだ。何を成し遂げたのか見て欲しい。史上最もハードなパンチャーと戦った。それも一度や二度じゃない、三度だ」 pic.twitter.com/DzWzdO1QZg
フューリー選手は対戦直後、感情を抑えきれず自身のコーナーで涙を見せるほどだった。
The Gypsy King showed heart, grit, and incredible skill.
What a fighter @Tyson_Fury is! 🙌#FuryWilder3 showed why he is the best heavyweight on the planet 🌎 pic.twitter.com/fjmxzAr3Lm
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両者の初対戦は18年12月、ワイルダーが2度ダウンを奪ったものの、判定1-1の引き分け。王者だったワイルダーが防衛となった。2戦目は2020年2月に行われ、今度は挑戦者のフューリーが2度ダウンを奪い、7回にワイルダー陣営がタオル投入。TKO勝ちでフューリーが王座を奪取していた。
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