カーン博士は1936年に当時英国植民地のインドのイスラム教の家庭に生まれ、その後、独立後のパキスタンに移住して大学を卒業。欧州で学んだ。パキスタンの核兵器開発に加わり、1998年に核実験を成功させ「原爆の父」と呼ばれ国民的英雄となった。一方で2004年、北朝鮮やイランなどに核技術を提供したことが発覚し、国際社会から厳しい批判を受けていた。関連ニュース