米国にとって、中国との技術競争は「すでに終わっている」=米国防総省の元エンジニア

米国防総省のソフトウェア担当主任エンジニアを務めていたニコラス・シャイラン氏は、米軍の技術変革の進み方は遅く、米国はこの分野で中国と競争することはできないとの見方を示した。
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フィナンシャル・タイムズによると、シャイラン氏は、中国は人工知能(AI)と機械学習の分野における成果のおかげで、「世界制覇に向かっている」との見方を示した。
シャイラン氏は、米国の「減速」について、Google社がAIに関する米国防総省との協力やAIの倫理的側面に関する議論を望まないからだと非難し、中国では、企業は当局と協力することが義務付けられていると指摘した。
シャイラン氏によると、米国は防衛により多くの資金を投入しているが、そのうちのあまりにも多くの資金が、物質・技術的供給に費やされているという。
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