自社ブロックでステレオタイプを回避するため、レゴ社は、「女の子用」「男の子用」というラベルを玩具に表示することを止め、サイトでは、商品は「興味」に応じて分類されることになる。
レゴの最高マーケティング責任者であるジュリア・ゴールディン氏は、「今の私たちの仕事は、男の子と女の子に、伝統的に『自分向けではない』と思わせるかもしれない玩具セットで遊ぶことを終わらせることだ」と強調した。
この間、ロシアと中国、米国、英国、日本、ポーランド、チェコの6歳から14歳の男女約6900人の子どもとその両親が同社の調査に参加している。
両親の圧倒的多数(80%超)は、女子はダンスや料理、おかし作りをし、また、何かを装飾したり、または誰かをドレスアップすることを望んでいることが明らかとなった。一方、男の子においては、スポーツ(76%)やプログラミング習得のゲームだった。回答した親の80%超は子どもの性別に関係なく、技術者と同様に、研究者やスポーツ選手という職業がより男らしいとみている。
調査に参加した子どもたちのほとんどが、ある活動は男の子どもたちのためのもので、また別のある活動は女の子どもたちのためのものだと思っている。同時に、男の子の71%、女の子の42%は、自分の性別にそぐわない玩具で遊ぶと笑われるのではないかと心配している。