飯塚元被告は公判では無罪を主張していたが、12日に発表したコメントでは「証拠や判決文を読み、暴走は私の勘違いによる過失でブレーキとアクセルを間違えた結果だった」と、初めて過失を認めた。その上で、遺族や被害者に対し「深くおわび申し上げる。私の過失を反省するため刑に服してまいりたい」とした。飯塚元被告は今後、健康状態などを確認した後、収監先となる刑務所が決定する見通し。一方、事故で妻の真菜さん(当時31)と娘の莉子ちゃん(当時3)のを失った松永拓也さん(35)もコメントを発表し、「収監されても世の中から交通事故がなくなるわけではない。未来の命が守られることを心から願っている」と訴えた。