メルケル独首相 中国習国家主席と最後の会談実施

アンゲラ・メルケル独首相と中国の習近平国家主席はビデオ会議を行い、来るべきG20サミットの準備などについて話し合った。独内閣のシュテフェン・ザイベルト報道官がこうした声明を表した。
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ザイベルト報道官は記者団に「パンデミックのため、アンゲラ・メルケル首相は本日、中国の習近平国家主席と最後の会談をビデオ会議形式で行った」と語った。
中国国営放送の中国中央電視台は会談について「両者は友好的な雰囲気の中、近年の中国とドイツ、中国とEUの関係発展について議論し、関連する問題について詳細な意見交換を行った」と報じている。
ザイベルト報道官によると、会談ではG20サミットの準備、気候保護、パンデミック対策、人権、EUと中国間の投資協定などが議題に挙げられた。
ドイツでは9月26日、連邦議会選挙が実施された。各党は現在、連立政権の構築に向けて、いわゆる探りを入れる協議を開始している。協議が続く間はメルケル首相は憲法上、首相の座にとどまり続けるが、新しい首相が任命されると退任が成立する。
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