ウォールストリートジャーナル紙は入手した資料からこの情報を確証している。資料からはAppleがすでにユーザーの体温測定ができるAirPodsの試作品を開発していることがうかがえる。プランではAirPodsにはモーションセンサーが搭載され、ユーザーの姿勢が悪くなると警告を発する仕組みとなっている。
米ジョンズ・ホプキンズ大学の聴覚学者ニコラス・リード氏は、Appleが補聴器市場に進出した場合、プレールールは変化すると指摘している。リード氏はAirPodsは従来の補聴器に比べ安価なうえに、ファッショナブルなイヤホンであれば高齢者も補聴器を装着せざるを得ないというコンプレックスを克服しやすいと語る。一方で、ウォールストリートジャーナル紙は、AirPodsのバッテリー容量は丸1日の使用を想定していないため、聴覚に問題がある人には向かないのではないかと指摘している。
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