東京五輪出場のケニア陸上選手、自宅で遺体で見つかる 夫が殺害か

陸上の世界選手権で銅メダルを2度獲得し、東京五輪でも入賞したケニアのアグネスジェベト・ティロップ選手(25)が、自宅で刺され死亡しているのが見つかった。14日、ケニア陸上連盟の報道をもとに日本の各メディアが伝えている。
この記事をSputnikで読む
ケニア陸上連盟は13日、ティロップ選手がケニアの自宅で血を流して死亡しているのが見つかったと発表。ティロップ選手の首や腹には刃物で刺された痕があった。
地元警察は、夫の家族から「彼が泣きながら電話をかけてきて、悪いことをしたので神に許してもらいたいと言っている」と通報を受けたことを明らかにしたうえで、夫を容疑者として行方を追っている。
ティロップ選手は夏の東京五輪で陸上女子5000メートルに出場し、4位に入賞。また、2017年と2019年の世界陸上選手権では、女子1万メートルで銅メダルを獲得している。
ケニア陸連は、「ケニアは宝石を失った」とコメントを発表した。
コメント