エジプトルーセットオオコウモリを宿主の新たな遺伝子型 人間にも感染の恐れ

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)が、エジプトルーセットオオコウモリを自然宿主とするヘンドラウイルス(HeV-g2)の新しい遺伝子型が馬を介して人間に伝染する可能性があると発表した。
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CSIROは「ヘンドラウイルスはエジプトルーセットオオコウモリから馬へ、そして馬から人間へと感染する可能性がある」と発表しており、科学者たちは、この新しい遺伝子型が人間に直接感染しないよう期待している。
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CSIROはエジプトルーセットオオコウモリに触れる場合は、必ず適切なワクチンを接種し、経験を有し、防具を装着するよう注意を喚起している。
ヘンドラウイルスは、発熱、咳、喉の痛み、頭痛、疲労感などをもよおす。また髄膜炎や脳炎を引き起こした結果、痙攣や昏睡状態に陥ることもありうる、致死的な病。
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