ロシア直接投資基金はツィッターを通じて、「スプートニク・ライト」(2回接種型ワクチン「スプートニクⅤ」の初回分)もモデルナのワクチンも、他のワクチンの投与後の2度目のワクチンとして接種するか、またはブースターとして接種した場合、より強力な免疫応答を示すことが実証されたと発表した。
BREAKING | RDIF: World's 1st combo study in Argentina, supported by RDIF, showed that Sputnik Light (1st shot of #SputnikV) & Moderna vaccines helped other vaccines as 2nd shots/boosters by inducing stronger immune response vs #COVID. AZ/Sputnik Light combo showed great results. pic.twitter.com/zupkVoQLFV
ロシア直接投資基金は前日の声明で、単独接種型の「スプートニク・ライト」はブースターとして用いた場合、デルタ変異株の感染に対しては最高で83%の有効性を示し、入院を伴う重症化に対しての有効性も94%以上と高い数値を示したことを明らかにしていた。ガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターのアレクサンドル・ギンツブルグ所長は、「スプートニク・ライト」をブースターとして用いた場合、コロナウイルスに対する免疫をさらにほぼ半年延長させることができると語っていた。
ロシアが開発、生産しているコロナウイルスのワクチンは「スプートニクⅤ」「エピヴァクコロナ」「コヴィヴァク」「スウートニク・ライト」の4種。ロシア保健省は「エピヴァクコロナN」も登録。これにも「エピヴァクコロナ」と同様の成分が用いられているものの、合成方法は異なる。
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