プリスタイコ大使はテレビ局「ドム」のインタビューに応じた中で、ウクライナと英国の軍事協力の具体的な計画を明らかにした。
大使によると、既に就役している2隻の軍艦がウクライナ軍の管轄下に入るほか、2つの軍港の建設がスタートすることになっており、これは全く新しい軍港となるという。加えて、新型軍艦の建設もウクライナと英国で始まる。まずは英国で建設され、後に技術はウクライナ側に譲渡されるという。また、ウクライナはミサイル兵器の製造技術も享受し、これにより海上におけるプレゼンスを強化する。
ウクライナ軍に譲渡される2隻は最新鋭の魚雷検出設備を備えた掃海艇だという。軍港のうち、1つは黒海に建設され、もう1つはアゾフ海に建設される見通し。
2021年6月、ウクライナと英国は軍艦の共同設計、共同製造に加え、ウクライナ海軍基地の建設を盛り込んだメモランダムを締結していた。
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