一部が細断されたバンクシーの絵、17倍の値段で落札

英国のストリートアーティスト、バンクシーの代表作で、一部がシュレッダーで細断されたことで話題になった「風船と少女(または「ゴミ箱の中の愛」)」が14日、ロンドンのオークションに掛けられた。作品は当初の価格から17倍近く値を上げ、1858万ポンド(およそ29億円)で落札された。バンクシー作品としては過去最高額。
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2006年に作製されたこの作品は当初、「風船と少女」と題されていた。この作品は2018年10月、サザビーズのオークションで約110万ポンド(約1億7000万円)で落札された。その直後、額縁に仕込まれていたシュレッダーで一部が細断されてしまった。
The Banksy painting that partially self-destructed at auction three years ago has sold once more, for a staggering £18.5 million ($25.4 million) https://t.co/RfpRUJ2aYI
​メディアでは、一部が裁断されたことで作品はさらに価値が高まると報じられていた。作品名はその後、「ゴミ箱の中の愛」に改名された。
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