京セラは、マイクで集めた音声をリアルタイムで文字に変換し、スクリーンに字幕として表示する技術を開発。反対側から読めるよう文字は反転して映し出され、アクリル板越しの会話を助ける。役所や空港の窓口などでの活用を想定しているという。
また三菱電機は、タブレット端末に向かって話し、画面をなぞると、その軌跡に話した言葉を文字として表示できるアプリを開発中。外国語に翻訳して表示することや筆談の機能もあり、外国人や聴覚障がい者とも円滑にやり取りが可能になるという。
このほか、シャープもアクリル板越しの会話を聞こえやすいように音声処理する機器を開発するなど、電機メーカーの間でウィズコロナでのコミュニケーションを支援する技術開発が広がっている。
関連ニュース