ギリシャ 北京五輪開催に抗議する活動家2人を拘束

ギリシャの警察は現地時間17日、2022年2月に開催される北京冬季五輪に抗議するため、アテネのアクロポリスで横断幕を掲げようとしていた活動家2人を拘束した。AP通信が報じた。
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拘束された2人の活動家はどちらも米国籍で、2022年北京冬季五輪の開催に反対する団体「No Beijing 2022」のメンバーだった。観光客としてアクロポリス遺跡に向かい、足場を登って横断幕を広げようとした。
Two women attempted to hang a banner from the Acropolis in Athens in protest at the upcoming Beijing Winter Olympics, and were detained by Greek police. https://t.co/WTycOJzjo3
​警備員が横断幕を取り上げると、2人はチベット国旗を広げスローガンを唱えた。騒動から10分後、警察が現場に到着し、2人を拘束した。
政治VSスポーツ 北京五輪のボイコット呼びかけは何をもたらすのか?
聖火は18日に採火され、19日に行われる式典で中国の大会組織委員会に引き継がれる。第24回五輪冬季競技大会は2022年2月4日から20日にかけて北京で開催される。
複数の西側諸国や人権団体は、中国がチベットや新疆ウイグル自治区などでウイグル人やイスラム教徒グループを迫害し、人権を侵害していると非難している。
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