東大など研究チーム 光触媒活用し純度高い水素取り出す大規模実験に成功

東京大学を中心とした研究チームが、太陽の光を当てることで水を水素と酵素に分解する「光触媒」を活用し、純度の高い水素を安全に取り出す実験に成功した。次世代エネルギーとして注目される水素を大量かつ低コストで作る技術につながる成果だと期待されている。NHKが報じた。
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実験に成功したのはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と東京大学、信州大学などの研究チーム。今年8月に学術誌「ネイチャー」で発表した。
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研究チームによると、100平方メートルの規模で水素の取り出しに成功したのは世界初。水素を大量かつ低コストで作る技術につながると期待されている。一方で実用化に向けて、さらに効率よく取り出すための新たな物質の開発が課題だとしている。
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