韓国 日本の福島第一原発処理水の海洋放出に懸念=聯合ニュース

韓国は、福島第一原発の処理水を海洋放出するという日本政府の計画に懸念を抱いている。韓国外務省の話をもとに聯合ニュースが報じている。
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日本の岸田文雄首相は16日と17日に東日本大震災の被災地を視察し、福島第一原発を訪問した際に、2023年から予定されている処理水の海洋放出を先延ばしにはできないと語った。
聯合ニュースは韓国外務省関係者の話として「日本政府の決定は隣国と十分に協議をせずに行われた」と伝えている。韓国は日本の放射性廃棄物の処理方法に関し、これからも国際社会やIAEA(国際原子力機関)と引き続き協力していくという。
韓国外務省によると、IAEAは韓国および関係諸国とともに、原発処理水の海洋放出が環境に与える影響などについて協議を行うとしている。
日本の専門家によると、自然放射線は年間2100マイクロシーベルトに対し、処理水を放出する海洋域の放射線レベルは年間0.052-0.62マイクロシーベルト、大気中の値は約1.3マイクロシーベルトになるという。
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