竜巻に飛ばされた犬が生還 退院して我が家へ

豪ニューサウスウェールズ州で発生した竜巻に巻き込まれ、20メートルの高さまで飛ばされたポメラニアンが無事に生還。2週間の入院を経て、このほど家に帰ってきた。
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先月30日、ニューサウスウェールズ州の町バサーストとリスゴー間で竜巻が発生。竜巻は約30キロメートルほどの距離を駆け抜け、甚大な被害を残していった。
その被害に同じく巻き込まれたのがポメラニアンの「ポムポム」だ。ポムポムは飼い主のスコット・マッキノンさん夫妻とリスゴー近郊の町に暮らしていたが、竜巻で家は破壊されてしまった。
体重わずか1.5キロのポムポムは瓦礫や隣人の飼い牛と一緒に上空約20メートルまで吹き飛ばされ、その後行方が分からなくなったという。
竜巻が去った後、マッキノンさんはポムポムの生存を諦め、他の動物の救助に奔走。しかしその1時間後、自宅から約300メートル離れた場所でポムポムを発見した。
ポムポムは肺に穴が開き、肋骨を骨折する怪我を負ったが、動物病院に2週間入院し、治療の末に無事に退院。現在ポムポムは、マッキノン夫妻の家の再建の目処が立つまでマッキノンさんの父親の家で暮らしているという。
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