ハイチの米国宣教師ら17人誘拐 犯行グループは身代金19億円を要求

ハイチで米国人宣教師とその家族、合わせて17人が誘拐され、誘拐犯は1700万ドル(約19億4千万円)している。ハイチ政府関係者の話をもとにウォールストリート・ジャーナルWall Street Journalが報じた。
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ハイチ法務省によると、身代金支払いは検討されていないという。誘拐犯は身代金で武器の購入を見込んでいるためとしている。
クイテル法務相は「身代金を支払わずに人質を解放できるよう策を尽くしている。これが我々のアクションプラン第1号。正直に明かすと、犯人は身代金を手に入れたら大量の兵器と弾薬を購入するだろう」と語った。
米国国境付近に何千人ものハイチ市民が押し寄せ-メディア
ハイチ警察は、米FBIと連携して犯人グループと常に連絡をとっていることを明らかにした。
17日、ハイチ首都ポルトープランスで現地犯行グループが米国宣教師とその家族、合わせて17人を誘拐した。宣教師らは避難所から空港に向かうバスに乗っているところを連れ去られた。ハイチは長年にわたり政治的危機状態にあり、同国の半分が犯罪組織に支配されている。
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