トランプ氏の行動は民主主義にとって脅威=ホワイトハウス

ドナルド・トランプ元大統領が次期政権に全権を移行させた際の行動は、民主主義にとって脅威となっており、黙認することはできない。連邦議会が占拠された日に大統領が取った行動に関連する資料の公表阻止を求めるトランプ氏の提訴について、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官がコメントした。
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サキ報道官はブリーフィングで次のように発言した。
我々の考えでは、そして米国人の大半の考えでは、トランプ元大統領は大統領室の職権乱用に関与した。
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サキ報道官によると、職権乱用は次期政権に全権を平和裏に移行させるプロセスを拒否する中で発生したことで、過去数十年間で前例のないことだという。

その行動は民主主義にまたとない脅威をもたらしており、それを我々はカーペットの下に隠すことができないと考えている。

先にトランプ氏は、連邦議会下院を相手取って提訴した。下院は現在、1月6日に大統領が取った行動に関連する資料の公表を進めている。1月6日、トランプ氏の支持者らは連邦議会を占拠し、大統領選で勝利したジョー・バイデン氏の大統領就任に関する承認手続きを阻止しようとした。
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