ジェファーソン像撤去を巡りトランプ氏が反発、「魔女狩り再開」

ドナルド・トランプ元大統領はニューヨーク市議会議事堂からトーマス・ジェファーソン第3代合衆国大統領の像が撤去される決定を受け、反発している。その他、合衆国建国の父も次々と攻撃の標的になるとトランプ氏は予言している。ジェファーソン第3代大統領は奴隷の所有者だったことから、米国で批判が強まっている。
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トランプ元大統領の声明には、次のように記されている。

偉大なトーマス・ジェファーソンは合衆国建国の父の1人であり、合衆国憲法の草案作成に携わったが、市議会の素晴らしい議事堂から追放された。こんなことが起こり得ると誰が思っただろう。 ただし、私はそうなると思っていた。私は前からこのことを警告していた。次にベンジャミン・フランクリン、エイブラハム・リンカーン、そしてジョージ・ワシントンも追放されるに違いない。

このように、左派の政治家らが国家に深刻な損傷を与えようとしているとしてトランプ氏は抗議した。そして、「まもなく健全な人々が戻ってくるであろう、我々の国を再び尊敬するようになるだろう」と指摘した。
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米国ではジェファーソン第3代合衆国大統領が奴隷の所有者だったことから、反発が広まっており、ジェファーソン像はニューヨークの市議会議事堂から年内に撤去されることが決定された。像は公共の場に設置移転されるが、その場所はまだ決定していない。
ジェファーソン像は1915年にニューヨーク市議会議事堂に設置された。合衆国建国の父の1人であり、独立宣言の草案作成にも携わった。ジェファーソン第3代大統領は2ドル札や5セント硬貨にその姿が刻まれている。
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