双葉保育園では29日、5歳の園児が送迎バスの中に閉じ込められ、熱中症により死亡した。送迎バスを運転していた園長は男児について「乗せた認識はあるが降りたと思っていた。確認したわけではない」と説明していた。
その後実施した保護者アンケートで「園児に不適切な対応があった」と回答があったため、県と市が9月以降、職員や保護者らに聞き取り調査を実施したところ、前園長や保育士らが複数の園児を叩いたり、暴言を吐いたりしていたことが分かった。
県と市は一連の行為を認定した上で、近く園側に改善勧告する方針を固めた。