ブルース・リウさんは1997年フランス・パリ生まれ。幼少期にカナダへ移住し、ピアノを始めた。モントリオール音楽院を卒業後、現在はモントリオール大学に在籍し、1980年に同コンクールの優勝経験を持つダン・タイ・ソン氏に師事する。
最終結果の発表後、リウさんは「この舞台に立つことを、ここにいる皆さんと一緒に夢見てきました。ワルシャワでショパンを演奏できるのは、考えうる中で最高のことです」と語り、審査員や応援してくれた人へ感謝の意を表した。
また、日本人の入賞は16年ぶり、2位入賞は1970年の内田光子さん(現在は英国籍、72)以来で、約50年ぶりの快挙となった。