テドロス事務局長によれば、WHOとパートナー組織らは共同の報告書を発表し、その中で医療従事者の新型コロナウイルスからの保護策を改善するよう呼びかけた。
報告書には、医療施設の職員は「健康保健の主たるシステム」であり、パンデミック下で彼らの仕事への忠実な姿勢、専門性は誰に目にも明らかであることが指摘されている。
テドロス事務局長は21日のブリーフィングで「WHOの新たな実務報告書によれば、2020年1月から今年5月までの期間にCOVID-19によって11万5000人の医療従事者が死亡した。これこそ、医療者への優先的なワクチン投与がいかに重要であるかという理由だ」と語った。
先日スプートニクは、COVID-19のパンデミックにより、これまでの結核予防対策の成果が無に帰したと報じている。
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