トルコ、戦闘機F-16の供給について米国と交渉=エルドアン大統領

トルコのエルドアン大統領は、米国が最新戦闘機F-35の売却を拒否した後、トルコは戦闘機F-16の供給について米国と交渉していると発表した。
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エルドアン氏は17日、トルコがF-35の供給計画から除外された後、米国がトルコにF-16の売却を提案したことを明かにした。
エルドアン氏はアフリカ歴訪から帰国する機内でトルコの記者団に対し「現在、このテーマに関する交渉が低レベルで行われている。我われは、F-35に対して支払った14億ドルをいずれにしても受け取る。トルコ国防省は、近日中に米国の国防当局と会談する。互いに近づくことができると信じている。もちろんこのテーマについては、ローマで開かれるG20サミットでジョー・バイデン米大統領と協議する。いかなる形であっても我われの権利が侵害されることは許さない」と述べた。トルコのHaberturkテレビが報じた。
エルドアン大統領 ロシア製地対空ミサイルS-400購入について語る
先に米国は、トルコがロシア製地対空ミサイルシステムS-400を購入したため、トルコをF-35の供給計画から除外したことについてトルコに正式に通知した。米国は、2007年1月にトルコが署名し、F-35計画の残りのパートナー国(英国、イタリア、オランダ、オーストラリア、デンマーク、カナダ、ノルウェー)も署名したF-35に関する共同の覚書を無効にした。
トルコは、F-35を100機購入することを決め、F-35の1000種類以上の部品生産に関わった。先に、トルコのバランク産業技術相はリア・ノーヴォスチ通信に、トルコはF-35計画から除外されたが、これらの部品の生産は続けていることを明かにした。
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