国連安保理の対北朝鮮制裁は引き続き有効とすべき=米国務省

米国務省のネッド・プライス報道官は、国連安全保障理事会に対し北朝鮮国内の過酷な人道的状況をうけ制裁緩和について検討するよう求めたトマス・キンタナ国連北朝鮮人権状況特別報告者についてコメントした。すべての国が、国連安保理による北朝鮮への制裁決議を遵守すべきだと述べた。
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プライス氏は22日、「北朝鮮に関する国連安保理決議は引き続き有効であり、すべての国連諸国はこれらを遵守する義務がある」と言明した
同日、キンタナ氏は国連安全保障理事会に対し、新型コロナウイルスの感染状況を理由に北朝鮮への制裁措置について検討するよう求めた。
米国、北朝鮮への敵意を否定 ただし制裁遂行は更に強化へ
国連安全保障理事会は20日、北朝鮮が19日に新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を実施したことを受け、非公開の緊急会合を開いた。しかし、理事国の足並みは揃わず、安保理としての声明は出されなかった。
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