米俳優ボールドウィン氏は、銃の使用に関する主な規則に違反した=コンサルタント

米俳優アレック・ボールドウィンさんが西部劇映画『Rust』の撮影現場で小道具の銃を発砲し、撮影監督が死亡、監督が負傷した事故について、ハリウッドの火器コンサルタントのブライアン・カーペンター氏は、ボールドウィンさんは撮影現場での銃の使用に関する主な規則に違反したとコメントした。
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カーペンター氏はニューヨーク・ポスト紙のインタビューで、銃に弾が装填されているかどうかにかかわらず、いかなる場合でも、人に対して絶対に銃を向けてはならないと指摘した。
カーペンター氏によると、通常、撮影現場で使用される本物の火器はすべて、設備、俳優、または撮影チームではなく、ダミーに狙いが定められる。
映画『Rust』の撮影現場で主演のボールドウィンさんが小道具の銃を発砲し、2人が死傷した。銃には空砲が装填されているはずだったが、実弾が入っていたという。撮影監督のハリーナ・ハッチンズさんが重傷を負い、病院に搬送されたものの死亡が確認され、監督のジョエル・ソウザさんは弾が鎖骨に当たり、負傷した。
これまでのところ、ボールドウィンさんは起訴されていない。
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