クーデター発生のスーダン 抗議活動で7人死亡、140人負傷=メディア

アフリカ北東部のスーダンで25日、クーデターが発生。これに対する抗議活動で7人が死亡し、140人が負傷した。
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スーダン軍は25日、アブダラ・ハムドク首相と閣僚数人を拘束した。現在、首相らの所在は明らかになっていない。
ロイター通信は、保健省報道官の情報を元に「クーデター後の抗議行動で、7人が死亡し、140人が負傷した」と報じている
スーダンでは2019年4月、深刻な経済危機と生活水準の低下を受け市民が抗議活動を行った。これに端を発し、軍事クーデターが発生した。30年に渡り政権を握っていたオマル・アル=バシル大統領は失脚し、その後懲役2年の実刑判決が言い渡された
スーダン当局は9月、国内での軍事クーデターを阻止したと発表した。軍の指揮官の声明によると、21人の将校と多くの兵士がクーデターを試み、拘束された。ハムドク首相は当時、クーデターの試みは軍と治安機関の改革の必要性を示していると述べていた。当局は、クーデターの首謀者はバシル前大統領の支持者だとしていた。
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