米国、スーダンへの資金援助を停止 文民政府への復帰を要求

米国はスーダン軍に対し文民政府を政権に復帰させるよう要求しており、首都ハルツームでのクーデターを受け、7億ドルの資金援助を停止した。米国務省のネッド・プライス報道官が明らかにした。
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プライス氏は会見で「軍は直ちに政治家を解放し、安全を確保するべきであり、民間人の指導の下、暫定政府を完全に再建し、実弾の使用を含む抗議者に対するいかなる暴力も控えなければならない」と述べた。
また、プライス氏は次のように表明した。

一連の出来事に照らして、力づくで暫定政府を変えようとすることは、我々の援助、広い意味では二国間関係を危険に晒すことになる。米国は民主主義へ向けて、スーダンへの7億ドルの緊急援助を停止する。これらの資金は、国の民主主義への移行を支援するために設けられた。

クーデター発生のスーダン 抗議活動で7人死亡、140人負傷=メディア
スーダン軍は25日、アブダラ・ハムドク首相と閣僚数人を拘束した。現在、首相らの所在は明らかになっていない。
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