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日本版GPS衛星「みちびき」搭載のH2Aロケット、打ち上げに成功=NHK

日本の三菱重工業は26日午前、日本版の衛星利用測位システム(GPS)とも呼ばれる人工衛星「みちびき」を搭載したH2Aロケット44号機を打ち上げた。
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日本の準天頂衛星「みちびき」を搭載したH2Aロケット44号機は、26日午前11時19分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。NHKがこの様子を放送した。
準天頂衛星システムは、対地同期軌道の1つである「ツンドラ軌道」を移動する衛星3機と静止軌道を移動する1機で構成されている。GPS信号を遮ることなく受信できるため、測位可能時間は約99.8%に向上する。システムの精度により、ポジショニングエラーを数センチに減らすことが可能。
準天頂衛星システムの開発は2006年に始まった。 2010年9月、「みちびき」の1号機を搭載したロケットが打ち上げられた。この1号機がすでに設計上の寿命を迎えていることから、今回はその後継機として打ち上げられた
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