ワシントンポスト紙が引き合いに出しているのはノードストリームをめぐる状況。同パイプラインはテッド・クルーズ米上院議員がガスプロムに対して新たな制裁を講じるよう要請したにもかかわらず、ロシアはドイツと協力し、これを完成させている。
ワシントンポスト紙の社説は次のように書いている。「最悪の場合、米ドルや米国が支配する金融取引システムに代わる暗号通貨を各国が模索する方向に米国が仕向けてしまうことになる」
これに先立ち、米下院は、対露制裁を厳格化する国防予算を承認している。
ロシアは再三にわたり、これは商業プロジェクトに限定されたものであるため、政治的に利用することは許されず、パイプラインはロシアだけでなく欧州連合にも利益をもたらすことを強調している。
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