米国務長官、解放されたスーダン首相と電話会談

アントニー・ブリンケン米国務長官は、スーダンのアブダラ・ハムドク首相と電話会談を行い、解放を歓迎した。しかし、軍の権力掌握が続くことについては懸念を表明した。国務省のネッド・プライス報道官が伝えた。
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米国務省のプレスリリースには「アントニー・ブリンケン国務長官は本日、スーダンのアブダラ・ハムドク首相と会談した。国務長官は首相の解放を歓迎し、スーダン軍に文民指導者全員の解放と、安全の確保するよう繰り返し呼びかけた」とある。
スーダン軍は25日、ハムドク首相と閣僚数人を拘束した。その後、現地時間26日、ハムドク首相は解放され、首都ハルツームの官邸に帰宅した。
国連事務総長 スーダンのハムドゥーク首相の即刻解放を呼びかけ
プライス氏は26日、会見で「軍は直ちに政治家を解放し、安全を確保するべきであり、民間人の指導の下、暫定政府を完全に再建し、実弾の使用を含む抗議者に対するいかなる暴力も控えなければならない」と訴えていた
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