ロンドンの裁判所 アサンジ氏の引き渡しに関する米国の訴訟の審理を開始

ロンドンの高等裁判所は、ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アサンジ氏の米国への引き渡しを禁じた英国の裁判所の判決に対する米国の控訴の審理を開始した。
この記事をSputnikで読む
2日間の公聴会で、米国政府は、アサンジを米国当局に引き渡すことを拒否したロンドン中央刑事裁判所のヴァネッサ・バライツァー裁判官が2021年1月4日に下した決定に異議を申し立てる。
エクアドル アサンジ氏の国籍をはく奪
アサンジ氏は、2010年にスウェーデンでセクハラとレイプの容疑で告発されたが、身柄引き渡しを恐れ、2012年6月からロンドンのエクアドル大使館に身を隠した。2019年4月11日朝、米国の要請で拘束。それ以来、アサンジ氏は厳戒態勢のもとベルマーシュ刑務所に収容されている。
引き渡しの審理は2019年5月2日から始まった。
米国に引き渡された場合、アサンジ氏は最長175年の懲役刑を言い渡されるおそれがある。
コメント