天然茶髪でも黒色への染色を校則で指導 2審も違法と認めず

大阪府立高校に通学中に生まれつきの茶髪を黒色に染めるよう学校側から再三指導を受け、精神的苦痛を受けたとして女性(22)が府を控訴した裁判で、28日に大阪高裁で控訴審評決が行われた。読売新聞が報じた。
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女性は慰謝料として226万円を求めていたが、裁判長は高校の校則および指導の違法性を認めず、1審・大阪地裁の判決を支持、女性側の控訴を棄却した
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女性は2015年に入学するも、茶髪を黒色に染めるよう繰り返し指導され、不登校となった。女性は、茶色は生まれつきのものであり、染色の強要は人権侵害にあたるとし、2017年に提訴していた。地裁判決(今年2月)では、校則は学校側の裁量の範囲内と認定している。
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