台風20号、小笠原諸島に最接近 

強い台風20号が、日本の小笠原諸島に最接近している。小笠原諸島では暴風や高波、土砂災害のおそれがあるとして、気象庁が警戒を呼び掛けている。NHKが報じた。
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気象庁によると、強い台風20号は日本時間午後10時には小笠原諸島・父島の南南東約90キロの海上にあり、1時間に約30キロの速さで北北東へ進んでいるとみられる。

台風の中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から半径165キロ以内で風速25メートル以上の暴風が吹いているという。
台風は強い勢力を保ったままこれから29日未明にかけて、小笠原諸島付近を通過する見込みで、29日夕方までの24時間で予想される雨量は180ミリ。また、猛烈な風が吹き、倒木や建物の倒壊のおそれがあるとして、夜は建物の中で安全を確保するよう呼び掛けている。
また、29日は台風から離れた伊豆諸島でも日中は猛烈なしけとなる見通し。
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