アンソニー・ブリンケン米国務長官は今年夏の時点で、米国のパスポートに第3の性別「X」が導入され、書類の上で3つの性別のいずれかを自由に選ぶ権利が付与されると発表していた。長官はこの動きについて、LGBTコミュニティに平等な権利を保証するためのものと説明していた。
AP通信によれば、これまでは米国民が出生証明書に記載された性別以外の性別を指定する場合は、医師の証明書が必要とされていた。
現時点で米国のほかにオーストラリア、インド、カナダ、マルタ、ネパール、ニュージーランドでパスポートの性別欄に第3の性の記載が許されている。
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